私のロマンス

映画とか、ゲームとか。

2月に観た映画

『デビルズ・リジェクト』
シェリ・ムーン・ゾンビがとにかく可愛い。こんな人が奥様だなんてロブが羨ましい…。
マーダー・ライド・ショーの続編ということで、あの家族が大活躍!ちっとも同情できないけど、明日に向って撃て!みたいなラストシーンはちょっと感動的だった。


サイレントヒル
ゲームは全く知らないけど、これはクオリティ高いのでは?
悪夢のような世界で知る悲しい真相に観てるこっちも激しく落ち込んだ。
アレッサ役の女の子は昔から可愛かったんだなぁ。あとナースがエロい。


サイレントヒル・リベレーション』
三角頭さんが超格好いい…!!けどほんとにそれだけ。何もかも怪しいカルトが悪いんや!あとナースがエロい。


ジェニファーズ・ボディ
アマンダ・セイフライドがブスキャラを演じ「喧嘩売ってんのか」と言いたくなるけど、意外とダークで面白かったのです。愛しさと切なさと心強さと!って感じ!


『8Mile』
最後のライムバトルをずーっと観てたい。


『フライト』
噂に違わず面白かった。デンゼル・ワシントンにこういう役のイメージはあんまりなかったので、俳優ってすごいなぁと…。


『127時間』
主人公が絶望的な状況なのに、自然の生命力は容赦ない。
思い切った方法で絶望から抜け出した彼もすごいし、映像から溢れ出る大地の生命力に、ただただ圧倒された。


『ガールファイト』
女性ボクサーのサクセスストーリーなんですが、とにかくミシェル!これがデビュー作であり初主演作とは!
あの睨みつける表情が大好き!普段がキュートなのもたまらない。マチェーテ・キルズ・アゲイン、待ってる!


『ミート・オブ・ザ・デッド』
家畜由来のゾンビ菌!
拭いきれない低予算感と色々なツッコミ所はあるものの、アイディアと人望はあるんだろうな、と思わせてくれるので楽しかったです。
主人公意外全滅、生き残った主人公の未来も明るくなさそうな感じがなかなか良い。

1月に観た映画

『ディス・イズ・ジ・エンド』
ハリウッドスターたちが本人役で楽しそうにわちゃわちゃやってます。マイケル・セラってあんなキモかったっけ…?
エマ・ワトソンリアーナセス・ローゲンが可愛いの一言に尽きます。


『CUBE』
子どもの頃に一度観たけど記憶があやふやだったので観てみた。
数式についてはさっぱりだけど、最後まで続く緊張感が良かったです。やっぱりこういう映画は長くないほうがいいなー。


永遠に美しく…
子どもの頃に(略)
美魔女たちのケンカは容赦ないっすな!コメディなんだけど、あんなゾッとするようなラストだったとは…。


『トールマン』
ジェシカ・ビールの幸薄感が半端ない。
ちなみに監督が「マーターズは精神的に参ってたときに作った映画」と言っていたのが印象的。や、病みすぎ。


フル・モンティ
私のここ最近のブームが「映画に使われた音楽を聞く事」で、ホット・スタッフも聞いたので観てみました。やっぱりハッピーな映画はいい!


『LUCY』
脳が本気出したらどうなるの?という疑問に一つの結論。
車の映像を出して「これが時間よ」みたいな理論にいまいち納得できなくてもモーガン・フリーマンが楽しそうだったのでそれでよし!


『プレーンズ』
飛行機や車が人間のように存在する奇妙で愉快な世界。
当人がコンプレックスで短所と感じる部分も、見方を変えれば唯一無二の長所で最大の魅力だったりする。いやぁハートフルだ。


『プレーンズ2』
前作とはうってかわり働く飛行機(消防士)に焦点をあてた今作。
全世界の危険な仕事をする人たちに対するリスペクトを改めて感じさせる、ハートフルだ。

ヘルタースケルター
大森南朋さんの恥ずかしいセリフとひた赤い世界に悶絶する二時間。


プレデター
大好き!シュワちゃんが格好いいのはもちろん、戦士としての高潔さを感じさせるプレデターも最高に格好いいのです。


隣人13号
いじめっ子・いじめられっ子、どちらが悪いかと言われれば私はいじめっ子が悪いと答えるでしょう。
カタルシスはないけど、それは限りなく現実に近いのかもしれない。


『LIFE!』
夢や希望が大小様々ところ狭しと存在して、とにかく愛に満ち溢れている。どこをどうとっても爽やかー!な映画でした。ショーン・ペンが演じる超自由人はハマり役。

8Mile

ヒップホップに対して全くの無知ですが、Eminemの『カーテン・コール』は大好きでして。
彼自身のバックボーンをさして知らないのに、それでも歌から伝わるあの激しい感情!
初めて聞いた時、なぜだかショックだったのを覚えています。



そんなエミネムが主演の半自伝的映画『8Mile』。

あらすじはwikiからまるっと転載。⏬

かつて隆盛を極めたアメリカの自動車産業は、もはや没落した1995年。ミシガン州デトロイトには都市と郊外を隔てる境界線がある。「8マイル・ロード」。この道は富裕層と貧困層、そして白人と黒人とを分けるラインになっている。

母と妹とトレーラーで暮らす白人青年B・ラビットこと、ジミー・スミスJr.(エミネム)。ガールフレンドと別れ、アパートを追い出された彼は母親宅に転がり込むが、トレイラー・パークに住む母親(キム・ベイシンガー)は呑んだくれで、ジミーの高校時代の上級生に骨抜きにされ、仕事も行かない。通勤中もリリックを綴るジミーの夢は得意のラップで成功し、いつかこの貧困や犯罪とは縁のない、8マイルの向こう側に行くこと。しかし「ラップは黒人のもの」という世間の先入観やプレッシャーから、友人達の猛烈な後押しもむなしく、シェルターで行われるMCバトルに勝ち残ることができない。

そんなある日、バイト先のプレス工場でモデルを夢見るアレックス(ブリタニー・マーフィ)に出会う。彼女もまた8マイルを越えたいと願う人間で、二人は恋に落ちる。だが、成り上がりたい一心のアレックスは別の男と関係を持ち、ジミーは絶望を味わう。それぞれの思いが交錯する中、暴力、裏切り、貧困を乗り越えるため、ジミーはマイクをつかむ。



このバトルシーンが格好いいのなんの。
さすが本場本職の人たちだなぁ。(安易な感想)

でも思ったより差別差別してるわけでもなかった。
飛び込む先がどこのコミュニティだろうとバトルや人間関係において求められるのはそのスキルや態度であって、人種に関係なく楽しんで盛り上がって…。



どん底まで落ちればあとは登るだけ、みたいな感じで、ラップバトルの最終戦は自虐的でもありつつ相手への攻撃も忘れず超ポジティブ。

貧乏だし、彼女を寝取られるし、友人はアホですけど、それが何か?とジミーが開き直ると、痛い所を突きたかった相手も「自分でそれ言っちゃう?」とぐうの音も出ず。
しかもこの対戦相手、ジミーにワルぶってるけど実はおぼっちゃまなんだぜ!とバラされて完全に挫折(;´∀`)ちょっとかわいそうな気がしないでもない
いつかのジミーのように何も言い返せずマイクを手放します。

このシーンからのエンディングへの入り方もまた格好いい。


月並みだけど、一度挫折を経験した人はやっぱり強い。

ヘルタースケルター

あけましておめでとう!遅
年末年始は『善人シボウデス』をやってました、善人イキテマスって感じでした。
今年も非リア充です。



ヘルタースケルター あらすじ…
全身整形美人・りりこがしっちゃかめっちゃかな人生を送ります。


以下ネタバレありの感想⏬

女120パーセント!!って感じでした。とにかく画面が赤くて目があぁぁ。

「可愛いりりこ」「おしゃれなりりこ」が求められては消費され、やがて需要がなくなり、「可愛い新人」「おしゃれな別の子」が求められては消費され…。

盛者必衰がとりわけ激しい世界に身を置くならば、頂点にいられるのは一瞬だと分かっているはずなのに、りりこにはそれを受け入れられない。
なぜなら、自分の存在を殺してまで手にいれた美貌が無意味になってしまうから。
と、わたしは受け取りました。


見た目が優れていてもそこに甘んじていては中身のない人間になるよ、と言われても、現実では可愛い子がちやほやされていて。


りりこが美に執着する理由は分からなくもない。
見た目が良くて損はしないし、自信があれば強さも出る。
けれど、どこまでが損得の境目なのかは分からないし、自信はいつ傲慢さに変わってもおかしくない。


美しくなることは強くなること、と言って手術や薬に溺れて弱っていくりりこの心と身体。

そうこうしてる間に、人気は天然美人にあっという間に追い越され、恋人はしれっと他の女と婚約して、りりこに残されたのは整形による後遺症。

最終的に整形がバレたりりこは姿をくらますのですが、どこかのアングラなクラブで実は生きていた…という。


うーん(´・ω・`)実は生きてたりりこ、整形をリークしたマネージャーと一緒にいるんですが、それがよく分からない
りりこだけじゃなくマネージャーも堕ちたってことなのでしょうか。



過激で壮絶な2時間でした。
目は疲れるけど女の子の萌え心をくすぐるような衣装や装飾品がとても良かったです。
あと、大森南朋さんの役どころが厨二的な恥ずかしい台詞を言う人だったので、聞いてるこっちがムズムズしてました。

トシコシダー!

トシコシダー!が通じるお友達が欲しい2014年。


今年読んで一番面白かった本は『そして誰もいなくなった』。
今更ながら読書の楽しさに気付いた私に、母から薦めてもらった本です。
名作が名作たるゆえんがわかりました…!


今年観た映画で良かった一本は、選べきれませんでした。
鑑賞総数153本、内72本がホラー、次点でアクションとSF、ヒューマンドラマ系もけっこう観てたなぁ。
今年は色んなジャンルの映画を観られて良かったなぁ。食わず嫌いはするもんじゃないね!


で、悩んだ末、今年の(個人的に)ベストヒット映画は、『アルゴ』!!

観終わって、素直に、映画って面白い!と思える映画だった。
ロリー・コクレインが出演してる事、70年代・80年代のロックも好きなのでいわゆる「俺得」ってやつ!




いろんな映画を観て、本も読み始めて、旅もして、喜怒哀楽様々、毎日単調なようでいて、振り返れば充実してたなーと言える一年でした。

来年はもっと行動力を持って色んなことにチャレンジしたい!
良い映画にも出会える年になるように。トシコシダー!

グレートハンティング

どこでこの名前を知ってどのタイミングで観ようと思ったのかも今ではおぼろげ。

ライオンだったかトラだかに人間が捕食される、というショッキングなシーンが有名なんだとか。
本作品はいわゆるモンド映画で、まあ悪趣味です。(観る方も悪趣味かも)


動物が動物を狩る自然の残酷さ、人間が動物を狩る文化の傲慢さ、人間が人間を狩る無意味な死の怖ろしさ。


言いたい事は分かる。
が、これはそんな重苦しいテーマに真摯に向き合ってるわけではない。
人食いだったり、大地と性交してたり、あざとく子どもを映していたり、取ってつけたような解説だったり、深く考えて観るもんではないなと。

この映画を一言であらわすと…殺伐としたアニマルプラネット


公開当時この映画は大ヒットだったようです。

300 帝国の進撃

『300』でレオニダス王と300人の精鋭たちが戦っていた裏側で、ギリシア連合軍もペルシア軍と壮絶な戦いを繰り広げていた!

前後の話ではなく同時期の話ですが、クセルクセスがあんな風に金ぴかになる前、そしてレオニダス王が倒れた後も描かれています。


前作とは違う監督だそうです。前監督のザックさんは製作・脚本で参加しています。

映像革命と言われた前作からさらにスケールアップをしたようで、血の量も切り株描写もなんだか増えてるような。
ここまでブシャー!してバッサバサ!されると、気持ちいい!!

しかし単純に映像だけ比べると前作のほうが好きかもしれない。
3Dのような2D映像はまるで絵画のように思えて、捨てシーンがひとつもなかった。
でも本作はもともと3Dで、3Dのような3Dって普通に3Dじゃないですか。自分でも何を言ってるのか分かりません。
映像技術が発達した昨今では、なかなか映像そのものに感動するということはできないのかもしれない。

でも、一撃決める度に入るくどいくらいのスローモーションや、絵のような色調はやはり格好いい。
前作が暖色系だったのに対し、こちらは寒色系。
キャラクターの違いや海戦が主だからか、色も相まって、むさ苦しさが半減(ノд`)



ストーリーは“アルテミシオンの海戦”がメインで、ギリシア連合軍の敵であるアルテミシアという女戦士がキーパーソンとして登場します。

どうでもいいけど、登場人物の名前が、トス、ダス、レスばっかりで、さっぱり覚えられない…!



クセルクセスの父であるダレイオスが、本作の主人公テミストクレスによって殺されたことが(この映画での)大戦のきっかけとなります。

父を失って超落ち込む人間だった頃のクセルクセスに発破をかけたのがアルテミシアさん。
そして立ち直ったクセルクセスが何らかの水から出た瞬間、神になってた。神超ヤバい。


つまりペルシア以外が嫌いな彼らは復讐という大義のもと動き、神の王がスパルタを叩きに行ったのが『300』、アルテミシアがギリシア連合軍を叩きに行ったのが『帝国の進撃』となるわけです。



海上での戦いはギリシア連合軍には色んな方面で不利と思われたが一進一退の攻防戦。
圧倒的な量で攻めてくるペルシアをものともせず突き進んだテミストクレス、悲痛な経験をして強さを求めたアルテミシアさんは最後まで降伏をせず、テミストクレスに敗れます。

そしてここで登場するのが王を失ったスパルタ人たち。
本作の“語り部”であるスパルタの王妃ゴルゴが、レオニダスたちの死を乗り越え自らも剣を持ち戦うその強さったらもう…!
最高に格好いいシーンです。




追伸
・主人公であるテミストクレスの個性がやや薄味。王であるレオニダスとはまるで違うキャラクターなので、前作と本作の違いっていうのが分かりやすいけども、物足りない。
・その辺のホラー映画よりも血と四肢が飛び出てる(°∀°)
・レオニダスの生涯と演ずるジェラルド・バトラーが濃厚でそのイメージが払拭しきれず、物足りない。