私のロマンス

映画とか、ゲームとか。

レゴ・ムービー

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ブロック・シティへようこそ!


あらすじ・・・

よくある髪型、見たことあるような作業着、どこにでもいそうな顔…。どこをとってもフツーのレゴ®ミニフィギュアのエメットが、どういうわけか、“ケタ外れの能力をもった、世界を救うカギとなる人物”と思いこまれ…。そのせいで、見知らぬ集団に入れられ、おしごと大王の世界征服に立ち向かう大冒険の旅に出るはめに…。 何の覚悟もできていないエメットは、とんでもない騒動を巻き起こすことに!(公式HP)


世界の全てがレゴブロック!

キャラクターや建物のみならず、海や爆発エフェクトまでもがあのブロックで表現されています。色も形も、とにかく可愛い〜。その気になればこの世界の乗り物なんかも再現できるそう…!


ごくごく普通のレゴ住民であるエメットくんがある日ひょんなことから おしごと大王 の企みを阻止できる“奇跡のパーツ”を手に入れてしまいます。

世界を乱す自由が大嫌いなおしごと大王の企みとは、スーパーボンド略してスパボンで住民たちを固めてしまおうというもの!

無個性没個性で才能もないエメットくんは、おしごと大王の企みを阻止できるのか…!?




(ネタバレ)

スパボンを無力化する奇跡のパーツとはボンドのフタの事。

実はこのブロック・シティ、上のお方=人間に組み立てられた世界だったりします。終盤では場面が現実に変わり、とあるレゴ好きの親子が現れます。


少年は父親の立派なレゴ建造物を組み立て直し、現実ではありえない乗り物を作ったりしながらエメットたちを動かして遊んでいたのですが、それを見た父親はブロックの世界を乱されて不機嫌な様子…。スーパーボンドを使ってブロックを固めていた父親はおしごと大王そのもの!


全てを固めようとするおしごと大王にエメットくんは「あなたが悪者になる必要はない」と語りかけます。

イラスト通りではない、一見するとめちゃくちゃに“自由な”組み立ても、よく見ると基礎やモデルがあって出来ているものばかり。それは全ておしごと大王が築いてなければ組み立てられなかった事で…。

エメットくんがおしごと大王に、少年が父親に語りかけるそれはブロック遊びの醍醐味そのもの。

…大人になると、そういうの忘れちゃってるんだよね……。・゜・(ノД`)・゜・。ここでハグをする親子の姿がすてきです


そして最後に固めてしまったレゴ住民たちに剥がし液をかけハッピーエンド!

ちゃんとオチがつくので最後まで楽しんで観られます。



技術が発展してどんどん進化してもレゴブロックはあくまでもおもちゃ、楽しめなきゃ意味がないのだと思います。

しかし劇中に登場するレゴブロックったらこの上なくキュート!

本物はどことなく物悲しい雰囲気のバットマンもなかなか痛い子として登場してたり、スーパーマンミュータント・タートルズも、トランスフォーマーみたいなブロックもいたり、とにかくみんな表情豊かでいつまでも観ていられる!


可愛いし面白いし、大満足。